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2026.07.30
何が「遺産」になる?現金・預金だけじゃない相続財産の種類
相続の基礎知識 不動産と相続
ご家族が亡くなられた後は、気持ちの整理もつかないまま、さまざまな手続きが必要になります。その中でも「相続税の申告」は、特に不安を感じやすいものです。
ここでは、「基礎控除額」を、できるだけわかりやすくご説明します。
「亡くなった親の遺産って、銀行の口座と実家くらいかな?」 「借金や名義変更していない財産があったらどうなるんだろう……」
親が亡くなった後、避けて通れないのが「相続財産(遺産)の洗い出し」です。
実は、相続の対象になる「遺産」は、現金や預貯金、不動産だけではありません。 家族が知らなかったネット銀行の口座や、見落としがちな借金、さらには死亡保険金など、さまざまな種類の財産が含まれます。
もし財産に抜け漏れがあると、後から遺産分け(遺産分割協議)をやり直すことになったり、税務署から「財産隠し」と疑われて追徴課税を受けたりするリスクも……。
この記事では、東京・練馬エリアで多くの相続をサポートしてきた練馬の相続相談専門センター(運営:たちばな税理士事務所)が、相続財産の種類をわかりやすく解説します!
相続財産は大きく分けて「3つのグループ」がある
3つのグループは以下になります。
- プラスの財産
引き継ぐとお金になるもの
【例】預貯金(銀行口座)、実家(土地・建物)、有価証券(株)、車など - マイナスの財産
引き継ぐと支払い義務が生じるもの
【例】借金、ローン、未払いの税金や医療費など - みなし相続財産
亡くなったことがきっかけで入るお金
ひとつずつ具体的に見ていきましょう。
プラスの財産
まずは、一般的によく知られている「プラスの財産」です。形のあるもの・ないもの含め、以下のようなものが該当します。
- 現金・預貯金
手元にある現金、銀行や信金などの預金口座 - 不動産
実家の土地・建物、マンション、田畑・農地、借地権など - 有価証券
株式、投資信託、国債・社債、ゴルフ会員権など - 動産
自家用車、貴金属、骨とう品、絵画など - その他
スマートフォン内のネット銀行・暗号資産(仮想通貨)・電子マネーの残高
💡 練馬相続専門相談センターの税理士からのワンポイントアドバイス💡
最近は通帳がない「ネット銀行」を利用されている方が増えています。
スマホのアプリやメールの履歴から口座が見つかることも多いため、
見落とさないようチェックしておきましょう。
マイナスの財産
相続はプラスの財産だけでなく、マイナスの財産も丸ごと引き継ぐルールになっています。
- 借金・ローン
消費者金融の利用、銀行カードローン、個人間の借金、住宅ローン(※) - 未払いの費用
亡くなった方の未払い税金(住民税や固定資産税)、未払いの医療費・介護施設利用料、携帯料金・公共料金
(※)住宅ローンは「団体信用生命保険(団信)」に加入していれば、死亡時にローン残高がゼロになるケースがほとんどです。
もし「プラスの財産」よりも「マイナスの財産」が明らかに多いという場合は、【チェックリスト】親が亡くなったらまず何をする?期限と手続きの流れを徹底解説の記事でもご紹介した、3ヶ月以内の「相続放棄」を検討する必要があります。
みなし相続財産
亡くなった時点では手元になかったものの、「亡くなったことがきっかけで遺族に支払われるお金」のことを、税法上で「みなし相続財産」と呼びます。
例えば、次のものがあげられます。
- 生命保険
- 死亡退職金
これらは法律上(民法上)は「遺族固有の財産」となるため、原則として遺産分割協議(家族での分け方の話し合い)の対象にはなりません。 しかし、相続税の計算においては「遺産の一部」としてカウントされるため注意が必要です。
なお、生命保険金には「500万円 × 法定相続人の数」というおトクな非課税枠が用意されています。
相続財産の洗い出しは、通帳の記帳や郵便物の確認、名寄帳(固定資産の証明書)の取得など、地道な作業が必要です。
後から隠れた財産が見つかると、相続人全員での手続きがやり直しになってしまいますので、注意が必要です。
「財産の調べ方がわからない」「相続放棄をすべきか検討されている」という方へ
練馬の相続相談専門センター(運営:たちばな税理士事務所)では、初回60分無料相談に行っております。
まずは一度、石神井公園駅徒歩2分の当事務所やオンラインにてお気軽にお問い合わせください。
